The J.M. WESTON Style
名前は英国のような響きをもっていますが、ジェイエムウエストンが描き出すのはフレンチ・エレガンスです。パリジャンのスタイルは、対照的な要素から生まれるバランスがすべて。偉大なクラシックには貴族の退廃的なロックを、上品な素材には野性的なエッセンスを、スエードにはボックスカーフ、カシミアにはデニム、パーフォレーションで飾り立てたウイングチップにはローファー・・。コードを読み解いたら、正確かつ軽やかに足取りをくらます、これがフレンチエレガンスの世界なのです。相対するもの、斬新な組み合わせ、異なる時代を巧みに操ること。厳格さと理想、現実と大胆さを混ぜ合わせ、クラシックスタイルに新たなエスプリと魅力を吹き込むこと。これこそが、アイコンシューズであるローファーが映し出すメゾンの手法なのです。
ハントダービーシューズなどに使われるノルヴェジアンスティッチやゴルフのエプロンに使用されるファインスティッチシームなど、ジェイエムウエストンは今日まで伝統的なノウハウを絶えさせることなく継承しています。狩猟、ゴルフ、乗馬用など屋外のスポーツを想定して生まれたいくつかのモデルも、現代の生活に完全に溶け込み、時がたっても廃れない永遠のクラッシックを生みました。
いくつかの伝説とともにブランドのアイコンとなったモデルがいくつか存在します。例えばゴルフダービーシューズは、伝説的なゴルファー兄弟であるオーブリーとパーシー・ブーマーにインスピレーションを得たものです。彼らは常にジェイエムウエストンの靴でプレーをしていました。そしてジェイエムウエストンの歴史に欠かすことができないローファーは、世代を超えてに受け入れられる文化的モデル。「ドラッグストアギャング」世代の象徴であるローファーは、フランスの財産としてその歴史に深く刻まれています。
時代を超えるタイムレスピース ー Artist Invitation
アイコンモデルは時代を超えて進化してきました。ジェイエムウエストンは定期的に国内外で活躍するアーティストを招待し、メゾンの伝統的なスタイルに独自の解釈を加え進化させていくユニークなコレクションを創り出しています。このインヴィテーションプログラムでは日常履くシューズに限らず、文化的プロジェクトや分類できない作品を具現化しています。アーティストへのオーダーはただひとつ。ジェイエムウエストンの<エスプリ>を表現すること。時代を超えて刻まれるメゾンのエレガンスはここから始まるのです。







