Olivier Saillard
メゾンのアーティスティックディレクター
オリヴィエ・サイヤールはジェイエムウエストンのアーティスティック・イメージ&カルチャーディレクターを2018年1月から務めています。メンズ・ウィメンズのシューズ及びレザーグッズ、そしてブランド全体の世界観も担います。
オリヴィエは、1995年から2000年までマルセイユのファッション美術館で学芸員を務めた後、パリ装飾美術館のファッションキュレーターに。そして2010年にガリエラ宮モード美術館の館長に就任し、今日まで数多くの展示会のキュレーションを手掛けたフランスでは言わずと知れた世界的なキュレーターです。主な展示にブールデル美術館の « la couture à l'œuvre » 、装飾美術館の« Christian Lacroix, histoires de mode »や « Yohji Yamamoto, juste des vêtements »などが挙げられます。
また、オリヴィエ・サイヤールは、パフォーマンス形式でのアートを手がけ、フランス国内外のマスコミから広く評価されています。オートクチュールのシーズンでは、ティルダ・スウィントンやシャーロット・ランプリングとともにパフォーマンス・ファッションショー(パリのオータム・フェスティバルの一環として)という形で、彼の詩的な作品を発表しています。
作家としての活動も行っており、「L'histoire des maillots de bain」 (Edition Duchêne)や、最近では1970年から今日までの偉大なファッションショーをカタログ化し分析した 「Histoire idéale de la mode contemporaine」 (Edition Textuel)を出版しています。
そのほか著書に『L'histoire des maillots de bain』(デュシェーヌ社刊)、『Histoire idéale de la mode contemporaine』(テクストゥエル社刊)があります。







