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ポートレート

明日にはあなたと第二の人生をスタートするかもしれないシューズ。そんなジェイエムウエストンのシューズのオーナーたちをご紹介します。

Bruno Desbois

ブルーノ・デボワ

シューメーカー、パリ

私は11年間靴を修理していて、デボワワークショップを3年前に設立しました。この仕事の魅力は、さまざまな人が歩んできた物語のある靴を復元することです。靴を愛し、大事に育てることが大切なのです。自分の手も同じですよね。乾燥すればハンドクリームを塗る。靴の修理の世界は変化を遂げています。リサイクルの方法「ラ・フィーブル・デュ・トリ(整理の習慣)」を採用し、次のステップに進んでいます。

Spencer Phipps

スペンサー・フィップス

「Phipps International」デザイナー、パリ

自分を定義するなら、ファッションプレイヤー、それともデザイナー?
デザイナーと言うよりは、ストーリーテラーだと思います。私の最大のインスピレーション源は、自分が今まで体験してきたこと、すなわち自分の人生です。

カリフォルニアではパリよりもヴィンテージの人気が高い?
カリフォルニアではヴィンテージに馴染みのある人が多いです。パリはカリフォルニアよりヴィンテージを着る人は少ないと思いますが、流行していると感じます。私のブランドでは、ヴィンテージやリサイクルされた衣類を集めたGold Labelというコレクションを出しています。過去のスタイルを見つめ直し、よりモダンなものへと昇華させているんです。

フィップス・インターナショナルとは?リサイクルされた衣類やスタイル?
このブランドを立ち上げたのは変化が見えなかったからです。私自分で変化を作りたくて。

Alireza Niroomand

アリレザ・二ローマンド

クリエイティブ・ディレクター、パリ

私はSant Ambroeursというニューヨークにあるイタリアンレストラングループのクリエイティブ・ディレクターを務めています。この仕事を私はとても楽しんでいます。何が好きかというと、人々に喜びを与えることができるということです。

レストランのクリエイティブ・ディレクターとはどんな仕事?
装飾を主に担当しています。ラグジュアリーブランドともご一緒させていただくこともありました。

あなたの最初のジェイエムウエストンは?
とても若いころです。ジェイエムウエストンの大ファンであった、父親からのプレゼントでした。

ジェイエムウエストンでお気に入りのモデルは?
ローファーですかね。あとはゴルフとヨットも。

Paul Benchemhoun

ポール・ベンシュムン

「Brut Archives」創設者、パリ

Brut Archivesは2つの軸を持っています:パリのヴィンテージショップでありながら、ファッションビジネスに生きる人々のショールームです。

ヴィンテージの好きなところは、何世代にもわたって残っていることです。ヴィンテージの未来はとても明るいし、これからもっと浸透してくると感じています。

今私たちがしなくてはならないことは、立ち止まって、いままでに製造してきてファストファッションについて考えることです。ヴィンテージがあることで、私たちは根源に戻ることができるのです。

Loyc Falque

ロイック・ファルク

スタイリスト、パリ

あなたのスタイルにおけるヴィンテージの役割とは?
ヴィンテージは私の日々のスタイリングの大きな部分を占める重要な役割を果たしてきました。ヴィンテージアイテムを探すのが大好きなんです。手にするまでに何年もかけて、やっとみつけたものなどもあります。だからこそ、私にとって大きな価値があるんです。

シューズを美しく維持する方法は?
個人的には靴のレザーが柔らかくなってきてシワも刻まれてきたときが好きです。靴が生きている感じがして。
靴を育てるにはレザーを保湿してあげることが大切だと思います。レザーが割れたりすることを防いであげる。あと、シューツリーも必須ですね。

ヴィンテージを購入することの重要さとは?
上手な買い物の仕方を再認識することが大切だと感じています。ヴィンテージは長いこと愛用してもらうようデザインされているので、品質もとても良いです。最近は、より良いものを、よく選んで購入することが好きです。

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