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ジェイエムウエストン財団
ジェイエムウエストンは、創業120年を迎えた2011年、クラフツマンシップの振興と優れたノウハウの継承を目的とするジェイエムウエストン財団(J.M.Weston Foundation)を設立しました。創造と革新、そして教育に重きを置き、職人の技術訓練を、さまざまな形でサポートしています。
1904年、ジェイエムウエストン創始者の息子・ユージェーヌはリモージュからアメリカへと渡り、
当時最新の製靴技術であったグッドイヤーウェルト製法を習得しました。彼のあくなき探究心や広い視野は、メゾンの伝統として今日まで脈々と受け継がれています。2017年に始まったジェイエムウエストン ファンデーション アワードでは、フランスと日本の若い職人の交換留学を提供しています。それぞれの文化における靴づくりの場で研修を行い、各々が素晴らしいプロジェクトを達成させることを支援します。
Learn shoemaking abroad
フランスと日本、職人の交換留学
応募者の中から、日本で2名、フランスで2名の計4名をアワードに選出します。選ばれた職人は、日本からはリモージュに渡りジェイエムウエストンの靴工場で、フランスからは日本に渡り国内の靴工場で1ヶ月研修をおこないます。保険・渡航費・生活費は全面的に財団がバックアップします。(フランスからの参加募集はフランスで行います)
リモージュの工場では、靴づくりや革小物の製造行程を体験します。
1ヶ月のフランス・リモージュ滞在を通して、異なる文化の中での制靴体験をしていただきます。
2024年、第4回目の交換留学が行われました。 インターンシップを獲得した日本とフランスの若き靴職人達には、9月から10月の間、それぞれに4週間ずつ日仏で最高レベルのワークショップに参加する機会が提供されました。
From Japan to Limoges
日本からリモージュへ
日本では、靴製造を教える専門学校やジェイエムウエストンのウェブサイトで志願者を募集し、ジェイエムウエストン・ジャパンによる審議の結果、2名がインターンシップを獲得しました。選ばれた日本人研修生はフランスのリモージュ近郊にあるジェイエムウエストン工場に通い、実践的な靴製造の技術向上を目的とし、フランスの靴製造のノウハウを学びました。
From France to Tokyo
フランスから東京へ
フランスでは、コンパニオン・デュ・ドゥヴォワールを修行中、また修了したフランス出身の若き職人2名が選出されました。彼らは、日本(東京)でスコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)の工房ヒロカワ製靴に1カ月間派遣され、日本の靴作りを学びました。墨田区発の本格革靴シューズブランド スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)の工房ヒロカワ製靴では、日本人の足に合う木型を用いて履き心地にこだわり、グッドイヤーウェルト製法による製靴を学び、レザーの裁断から1足の靴が完成するまでの工程を一通り経験。そして、スコッチグレインのモデルの中でも、多数のパーツをつなぎ合わせて製造する、手間と技術を要するモデル“スパイダー”を1足、研修生自身のサイズで作製しました。
研修最終日の夜には、リモージュと東京で研修を終えた各インターン生がジェイエムウエストン 青山店に集合し、派遣先の一流職人の指導や自身で習得した工程の集大成となる作品の発表が行われ、4名それぞれにジェイエムウエストン ファンデーション賞が授与されました。
ジェイエムウエストン ファデーションアワードの次回交換留学開催に関しては、またこちらのページ上で告知いたします。
お問い合わせは下記メールアドレスまで。
foundationaward@jmweston.jp